再建を進める Nucleus CMS 日本語版プロジェクト、参加者募集中

2011年1月5日 20:13

  Kodakana 曰く、

 FOSSのブログソフトウェアの一つに「Nucleus CMS」がある。このプログラムは早くからマルチユーザ/マルチブログを実現したり、生粋のフリーソフトウェアであるなどの魅力があるが、多言語対応に弱点があり、このため日本国内で有志が日本語版プロジェクトを立ち上げ、本家と連携しながら日本語版をリリースしてきた。ところがプロジェクトマネージャが体調を崩し、他の開発者たちも生活上の折り合いが付かない状況にあったそうで、2009年4月のVer.3.41を最後にリリースが途絶えていた。

 こうした状況の中で、昨年12月18日、Nucleus(JP)フォーラムにおいて、対応プラグインの開発者でもあるMocchiこと坂本貴史氏が問題提起を行い(Nucleus(JP)フォーラム — 止まった時計を動かすには?)、プロジェクトメンバーとも連絡を取って、プロジェクトの再建に乗り出した。その後、Mocchi氏が開発の中心となり、2009年9月にリリース直前まで作業が進んでいたVer.3.51日本語版が12月30日にリリースされた。

 現在プロジェクトはVer.3.61日本語版のリリースに向かっているが、活動できる開発者が4名しかいないという状況であり、コーディングや翻訳、ベータテストなどにあたる新たな参加者を求めている。志望者はまずは開発者用公開メーリングリストに登録して欲しいとのこと。腕に覚えのある方、お手すきの方、サーバにスクリプトを設置するのが趣味の人などは、是非Nucleus CMS日本語版プロジェクトへの参加を検討してみて欲しい。

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