ブドウの収穫作業を補助するロボットスーツの実証実験
2010年12月29日 12:44
slashvista 曰く、
時事通信の記事によれば、東京農工大大学院の遠山茂樹教授らが開発したブドウの管理・収穫作業を補助するロボットスーツの実証実験が、山梨県甲州市のブドウ園で行われたらしい。両ひざにバネが装着され、作業中の屈伸運動を補助するほか、ブドウ棚の剪定作業の際に上げた腕を任意の位置で固定できる装置も備えているとのことだ。
軽量化や価格抑制のためにモーター式からバネ式に改良したということだが、以前のモーター式のスーツはこちらのページで紹介されているもののようだ。ぱっと見ただけで凄いとしか言いようがない姿だが、見た目通り重量は26kgもあったようだ。今回のものは記事の写真を見てもすっきりとはしているが、それでも重量は12kgということで、確かに屈伸運動はラクになるかもしれないが、まずその重量での移動に耐えないといけないようだ。
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