【銘柄フラッシュ】キヤノン増配で高く利上げ後中国株高くファナックは反発

2010年12月27日 12:27

  前場は、キヤノン <7751> が12月期末の増配を材料に戻り高値を更新し東証1部の売買代金1位。エルピーダメモリ <6665> は2位で台湾大手との提携観測を材料に4.0%高。

  ファナック <6954> は中国の25日の利上げを受けた週明けの上海株が小高く始まったため買い安心感が広がり反発。

  東証1部の値上がり率1位はサンシティ <8910> で今12月期の債務超過解消に期待とされ16.6%高、2位の双信電機 <6938> はPBR0.6倍前後で物色されていない割安株として14.7%高、4位のフージャースコーポレーション <8907> は来期のマンション分譲用地にメドとして前週、大幅増益予想を開示したことを材料に7.9%高。

  木村化工機 <6378> は原発設備のトルコ輸出への期待を継続材料に大幅続伸で4.4%高。日本電子材料 <6855> はPBR0.7倍の割安さといちよし経研の積極判断を材料に3.9%高、国際航業ホールディングス <9234> はPBR0.3倍前後で激安とされて3.0%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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