太陽光発電するスズメバチが確認される

2010年12月26日 09:02

  tarbz2 曰く、

 ナショナルジオグラフィックの記事によれば、太陽光から電気を生成する能力を持つスズメバチが確認されたとのことである。これは、動物界において、初の太陽光発電が確認されたケースとのことである。

オリエントスズメバチという種には、他のスズメバチと違って太陽が最も強く照らす時間帯に活発に行動する生態があり、その生態から外骨格の内部で電気を生成することが分かっていたらしい。今回は、そのスズメバチの外骨格の構造を解析し、電気がどのように生成されるのかを解明したとのことである。

オリエントスズメバチによる発電効率はわずか0.335%しかなく、いわゆる太陽電池の発電効率の10%程度には遠く及ばないとのことであるが、動物が自ら太陽光発電することが可能ということを実際に示したのは興味深い。人間が太陽光発電できれば、食物からのエネルギーとのハイブリッドになるのか?とか妄想してしまった。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンス

 関連ストーリー:
江ノ島水族館、デンキウナギと発電床でクリスマスツリー点灯 2010年12月04日

 

関連記事

最新記事