【銘柄フラッシュ】三菱商事やシャープが高く新規上場のJMNCも好人気

2010年12月21日 17:46

  後場は、朝鮮半島の緊張後退に加えて中国株式の堅調が伝えられたため、三菱商事 <8058> やコマツ <6301> が一段高、ソニー <6758> やシャープ <6753> も上値を追い、セブン&アイ・ホールディングス <3382> もジリ高。

  東証マザーズに新規上場の日本メディカルネットコミュニケーションズ(JMNC) <3645> は、公開価格840円に対し14時5分に1750円で初値をつけ、あと1850円まで上げた。終値は1849円。

  東証1部の値上がり率1位モリテックス <7714> は13時頃から目立って上げ始め一時ストップ高、11月中旬に好決算を映して3倍近く急騰したあとヒッソリだったが関係筋再注力と13.0%高、2位のクボテック <7709> は液晶検査装置がシャープなどのスマートフォン向け新工場建設の観測で見直され10.3%高、3位の新生銀行 <8303> は保有するアプラス <8589> 株の売却を材料に8.9%高、4位はソニー系電子部品商社UKCホールディングス <3156> でPBR0.4倍台など再評価と7.6%高。

  東京都民銀行 <8339> はサッカー「FC東京」との提携を材料に後場も伸び7.1%高、市光工業 <7244> は新社長が中東系欧州人で国際展開に期待とされて6.8%高。

  日本カーボン <5302> はクレディ・スイス証券の積極評価が伝えられて5.5%高、タカラトミー <7867> も同証券の積極評価で4.9%高、荏原 <6361> はUBS証券の積極評価が伝えられて4.7%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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