米国人がインターネットに費やす時間、TVと並ぶ

2010年12月19日 12:18

  cheez 曰く、

 米国人がインターネットに費やす時間はこの5年で121%増加し、とうとうTVと並んだそうだ(The New York Times本家/.)。
米国では30歳より下の層では週に12時間、66歳より上の層では週8時間ほどインターネットに費やしているとのこと。30歳より下の若年層ではここ数年インターネット利用時間はTVを超えていたが、今回の調査はより年上の層においてもインターネットを利用している時間が増えたことを示している。
背景には動画ストリーミング利用の急増があるとのこと。動画を見るためにインターネットを利用すると回答した成人は2007年には18%であったが、今年は33%であったそうだ。
今後はインターネットTVなどの普及とともに「TV番組を見ている時間」と「インターネットを利用している時間」との境界が曖昧になっていくと考えられている。今回の調査でもTV番組をTVで視聴したのか、インターネットを通じて視聴したのかを明確には区別しなかったため、結果は多少曖昧さを含むものとなっているそうだ。

なお、この結果は「TVを見る時間を減らしてオンライン活動に勤しんでいる」という構図ではないとのこと。TVを見る時間はほぼ横ばいであり、インターネット利用時間が増えるとともにラジオを聞いたり印刷出版物を呼んだりする時間が著しく減っているとのことだ。

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