太平洋戦争時の軍用機「月光」「銀河」の設計図、大量に発見される
2010年12月18日 10:35
あるAnonymous Coward 曰く、
第2次世界大戦中、中島飛行機が製造していた戦闘機「月光」と、爆撃機「銀河」の 1万枚近い設計図が発見されたそうだ。現在、上野の国立科学博物館で展示されているという(読売新聞)。
見つかった設計図は、製作現場で使われる部品図などで、翼や胴体などをつなぐネジやパイプなど細かい部品の寸法や形が記されている。部品の数と共に、図面に記された製造上で許される寸法の誤差を同時代の海外の機体と比べることで、大量生産への対応、工作精度、設計思想を知ることが出来るという。
広げると破損する恐れがあるとのことで、現在はまだ包装され荒縄で縛られた状態だそうだ。これから図面を 1枚ずつ保存、詳細な分析にかかるとのこと。
空と宇宙展の会場レポートによると、九六式陸上攻撃機の設計図も混じっているそうだ。
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