Yahoo、600名をレイオフ。解雇者には各社からビールや職がオファーされる
2010年12月17日 18:23
capra 曰く、
Yahooは現地時間14日、従業員600名をレイオフしたことを明らかにした(本家/.)。
レイオフはYahooの全世界の従業員のおよそ4%にあたり、多くの従業員が解雇された旨をTwitterに投稿しているのも確認された。同社によると解雇者には解雇手当や再就職のあっせんが提供されているとのことだが、その他の企業からも支援の手や職のオファーなどが続いているとのこと。
サンフランシスコを拠点とするある醸造所では、Yahooからの解雇通知を見せると無料でビールがもらえるそうだ。またAprendi Learning、Tucows.com、DirecTV、Combine Couture、OMGPOP.com、またUptake.comなど複数の企業が元Yahoo従業員の雇用を検討していることをTwitterで表明している。Q&AサイトQuoraでも元Yahoo従業員の採用を検討している企業のためのスレッドが発っており、ヤンマーやMozilla、Clouderaなどを含む14件の採用情報が掲載されているとのことだ。
クリスマスシーズンだけに助け合いの精神が発揮されているのだろうか。正に捨てる神あれば拾う神ありというところだ。
TechCrunchによると、これに関連して米Yahoo!のサービスの統廃合も行われるとのことで、Deliciousなどのサービスが廃止になる見込みという。
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