旭化成は諫早湾の水門から膜式浄水設備を連想する動きあり戻り高値を更新
2010年12月17日 18:23
旭化成 <3407> は17日、534円(6円高)で始まって昨日つけた戻り高値532円を更新し、年初来の高値539円(4月30日)に接近した。諫早(いさはや)湾の干拓水門を巡る訴訟結果を受けて水門を開ける可能性が強くなったとして、同社の水処理用中空糸ろ過膜を材料視する動きがあったようだ。信用取引の売り残と買い残が拮抗し、いわゆる取り組み妙味を刺激することになったようだ。
同社の水処理用中空糸ろ過膜「マイクローザ」は、6月に杭州市(中国浙江省)のアジア最大の膜式浄水設備への採用が決定し、韓国最大の水道供給会社である韓国水資源公社(K-WATER)の大型浄水設備にも採用が決定したと発表され、浄水用途で、既に世界で約800ヶ所の採用実績がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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