【銘柄フラッシュ】シャープなど高く新興市場銘柄の物色も旺盛

2010年12月17日 12:24

  前場は、為替が1ドル83円台の円高に戻ったためトヨタ自動車 <7203> が軟調でキヤノン <7751> は反落。半面、シャープ <6753> は米アップルに関連して中小型液晶パネルの新工場と伝えられ東証1部の売買代金6位で2.9%高。

  内需関連株は総じて堅調で、みずほフィナンシャルグループ <8411> が続伸し戻り高値の1.3%高、住友不動産 <8830> は年初来高値を更新し1.6%高。ただ、上場3日目の大塚ホールディングス <4578> は売買代金5位で2.7%安。

  東証1部の値上がり率1、2位は株価ひとケタで、3位の兼松日産農林 <7961> は今3月期の利益拡大観測の報道を手掛かりに18.4%高、4位のクボテック <7709> は液晶検査装置がシャープの新工場建設で見直され11.7%高、5位のフィデック <8423> は第三者増資による債務超過脱出の期待で連日急伸9.0%高。

  東証1部は全体に重く、モチつき相場の個別株乱舞も食い散らかしたとして、エイジア <2352> がストップ高の14.5%高、フォーカスシステムズ <4662> もストップ高の19.4%高など、新興市場銘柄の物色が旺盛。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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