【銘柄フラッシュ】三井住友フィナンシャルが戻り高値、大塚HDは軟化
2010年12月16日 17:22
後場は、為替の下げ渋りを受けてパナソニック <6752> が下値模索。一方、三井住友フィナンシャルグループ <8316> は一時3.5%高で戻り高値を更新し、東証の売買代金1位。メガバンクは軒並み戻り高値。
上場2日目の大塚ホールディングス <4578> は軟化し1992円(148円安)をつけて終値は1999円。昨日は公開価格2100円に対し初値は2170円で、高値2234円があった。
東証1部の値上がり率1位はフィデック <8423> で第三者割り当て増資による債務超過解消を材料にストップ高の27.4%高、2位はサクラダ <5917> で不動産売却益による増額修正を手掛かりに新たな値幅取り候補とかで17.7%高、4位のディー・エヌ・エー <2432> はスマートフォン向けの配信開始を材料に9.9%高。
中部飼料 <2053> は低PBRに加えて地元の選挙関連株とかで9.1%高、チタン工業 <4098> はエコカー電池材料と酸化チタン値上げの思惑で8.6%高、あおぞら銀行 <8304> はゴールドマン・サックス証券が投資評価を開始と伝えられて7.8%高、大日本塗料 <4611> は重防食塗料の東京スカイツリー向けがいわれて7.1%高。
日経平均の上下幅が64円85銭にとどまる小動きのため、中国で電子コミック配信の日本エンタープライズ <4829> が11.4%高、「電子証拠」のUBIC(ユービック) <2158> は13.2%高、「電子書籍ソフト」のスターティア <3393> は9.5%高など、新興市場銘柄がにぎわった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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