古川聡宇宙飛行士の宇宙滞在時の交信イベントなどを募集
2010年12月14日 12:45
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は現在、古川聡宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在期間中において、交信イベント(教育およびメディア)、および映像収録企画の提案を募集している。
古川宇宙飛行士はソユーズ宇宙船に搭乗し、2011年5月末頃から約6ヶ月間にわたって、ISSで長期滞在を行う予定。滞在期間中にNASAテレビ映像配信を利用したリアルタイム交信イベント、学校、科学館等での生徒と宇宙飛行士との教育交信イベント、宇宙飛行士とメディアによる交信イベントをそれぞれ募集しているという。
応募期限は2011年1月4日までとなっており、選定結果は2011年2月に発表される予定。
古川聡宇宙飛行士は1964年横浜市で生まれ、東京大学医学部医学科などを経て、1992年に宇宙開発事業団(現:宇宙航空研究開発機構)に入社。2001年に宇宙飛行士として認定され、2004年にソユーズ有人宇宙船のフライトエンジニア資格を取得し、2006年にスペースシャトルのミッション・スペシャリスト(MS)資格を取得した。
■古川宇宙飛行士の宇宙滞在におけるリアルタイム交信イベントおよび映像収録企画の募集について
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/furukawa/news/com_event_application.html
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