【銘柄フラッシュ】証券優遇税制への期待で野村ホールディングス売買代金1位

2010年12月14日 12:11

  前場は、午後にも決着とされる証券優遇税制の延長に期待があり、野村ホールディングス <8604> が東証の売買代金1位で2.5%高。2~3位はメガバンクで、4位のコマツ <6301> は「日経・中国関連株50」指数のコア銘柄とされて101%高。

  東証1部の値上がり率1位丸栄 <8245> は最近の年初来高値銘柄に割安な地方銘柄が目立つとして低PBR割安がいわれ25.0%の高ストップ高、2位のジーンズメイト <7448> 、4位のライトオン <7445> は小売り株の割安株として需給相場の色彩を強め連日高となり21.0%高、8.0%高。

  福井コンピュータ <9790> は低PBRで需給妙味ありと7.2%高、市光工業 <7244> は自動車照明の大手としてカネカ <4118> の有機ELランプからの連想とかで7.3%高。カネカは3.3%高。

  国際石油開発帝石 <1605> は豪州やカザフの大型案件を材料に東証1部の値上り幅1位で2.4%高、ソフトバンク <9984> は次世代PHS事業に海外の有力通信端末企業の出資が伝えられたが軟調。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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