ダイハツ、新型ムーブ:ガソリン車トップの低燃費

2010年12月14日 11:58

 ダイハツ工業は13日、軽乗用車「ムーヴ」をフルモデルチェンジして全国一斉に発売すると発表した。ガソリン車ではトップとなる1リットル当たり27キロに燃費性能を向上させたほか、室内幅にゆとりを持たせるなど、快適性を意識した。価格は112万円~161万1,000円で、月間1万2,000台の販売を目指す。

 燃費性能については、信号待ちなどの停車時にエンジンを自動的に停止するシステム「eco IDLE(エコアイドル)」、新開発の「第2世代KFエンジン」を搭載したほか、車体も約35kg軽量化し、ガソリン車トップの低燃費を実現したという。自然吸気エンジン採用の全車でエコカー減税の75%軽減レベルに適合している。

 また、運転状況を分析して、低燃費運転に導く「エコ運転支援機能」や、より少ない燃料で目的地に到着する道を案内する「省エネルート探索」を備えたメモリーナビゲーションシステムなどを採用している。

 エクステリアは、ムーヴの特長である「ビッグキャビン&コンパクトノーズ」を強調した、流麗で躍動感のあるモノフォルムシルエットを採用。 新色2色を含む、全8色のカラーバリエーションを用意した。

 その他、脱臭や花粉の抑制、除菌に効果を発揮する「nanoe(ナノイー)」ディフューザーを軽自動車としては初めて採用した。

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