【銘柄フラッシュ】ホンダ・京セラSQの反動で安値引け、第一生命は7日続伸
2010年12月10日 17:57
10日後場は、主力株の引け味が微妙で、ファナック <6954> が始値で年初来高値を更新しながら終値は240円安の安値引け、京セラ <6971> やホンダ <7267> は戻り高値を更新しながら安値引け。朝一番の先物・オプションSQを巡る売買の反動との見方。
ただ、第一生命保険 <8750> は13万4800円(4100円高)まで上げて7日続伸となり、2日続けて戻り高値を更新。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続きジーンズメイト <7448> で低PBR銘柄の中でも特に割安な0.3倍台としてストップ高の25.3%高。2位も前引けに続きダイセキ環境ソリューション <1712> で11月締めの第3四半期好調とかで一時ストップ高となり大引けは13.6%高、3位はサイボウズ <4776> が急浮上し例年12月中旬の第3四半期決算に期待と9.2%高、4位も前引けに続きサッポロホールディングス <2501> で筆頭株主の外資ファンドの比率低下が伝えられて8.9%高。
東天紅 <8181> は営業エリアの重なる精養軒 <9734> の13時過ぎの決算発表が動機とかで7.1%高、栗本鐵工所 <5602> はPBR0.4倍の割安修正と6.4%高、ドン・キホーテ <7532> は11月の月次好調と4.9%高。アネスト岩田 <6381> は中国の自動車販売好調を材料に4.6%高。
ドクターシーラボ <4924> は年初来高値32万円に1000円未達だったが四半期決算とゴールドマン・サックス証券の目標株価引き上げを材料に3.1%高。吉野家ホールディングス <9861> は月次売上高ダウンの影響を織り込み0.2%高程度だが反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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