【銘柄フラッシュ】SQの影響でファナック「寄り天」、第一生命保険は7日続伸

2010年12月10日 12:29

  前場は、先物・オプション12月物のSQ(特別清算値)算出に絡む朝一番の売買の影響が大。ファナック <6954> が始値で年初来高値を更新しながら前引けは180円安、キヤノン <7751> も始値で戻り高値を更新しながら5円安など、主力株に「寄り天」(寄り付き天井)型が目立った。

  第一生命保険 <8750> は7日続伸歩調となり、13万4800円(4100円高)まで上げて2日続けて戻り高値を更新。

  東証1部の値上がり率1位ジーンズメイト <7448> は低PBR銘柄の中でも0.3倍台と特に割安とされて18.2%高。2位のダイセキ環境ソリューション <1712> は11月締めの第3四半期好調とかで10.0%高、3位のエス・バイ・エル <1919> は戸建て住宅銘柄の決算が最近好調で見直し余地と8.3%高、4位のサッポロホールディングス <2501> は筆頭株主の外資ファンドの比率低下が伝えられて7.1%高。

  アルテック <9972> は11月本決算への期待あり6.8%高、フルサト工業 <8087> はジーンズメイト同様PBRがとりわけ低いと見直され東証で6.0%高、ドクターシーラボ <4924> は四半期決算とゴールドマン・サックス証券の目標株価引き上げを材料に4.3%高。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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