JPLの新入職員ら、小型観測ロケットを打ち上げ

2010年12月7日 13:30

 米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)の新入職員らは12月6日、小型観測ロケットを米陸軍のホワイトサンズ・ミサイル発射場から打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、高度120kmの宇宙空間に達し、打ち上げが成功した。今回の小型観測ロケットにはカメラ4機が搭載されており、飛行中に画像を撮影したという。

 今回の打ち上げはJPL新人職員育成のフェートン・プログラム(Phaeton program)の一環として行われたもので、今回のミッションに参加したカリフォルニア州立大学のエルビス・メリダ氏(Elvis Merida)は「フェートン・プログラムの良い所はプロジェクトの開始を考え、決定することができることです」と述べている。

 写真=NASA。

 ■New JPL Workers Shed Training Wheels for Rocket Launch
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2010-408

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