Apple、裸眼3Dディスプレイの米国特許を取得

2010年12月3日 22:04

  danceman 曰く、

 Appleが裸眼3Dディスプレイの米国特許を取得した。同ディスプレイでは、これまでのように専用の眼鏡をかけなくとも、また視聴位置も固定されることなく、複数の人が一緒に立体映像を楽しむことができるようだ(本家/.PC World記事)。

 同ディスプレイは波状構造の反射スクリーンを使用した360度立体プロジェクション・システムとなるため、左右の眼球それぞれに違った映像が投射され、専用の眼鏡をかける必要がなくなる。さらに同システムは、視聴者の眼球の追跡及び位置の計算を行い、立体的な映像ピクセルを波状構造スクリーン上の正確なスポットに映写し、左右の眼球それぞれに映す。つまり、一対の眼球であろうと、複数対の眼球であろうと原理は同じであるため、場所を問わず、複数人が一度に立体映像を楽しむことができるという。

 Apple社だけでなく、東芝も裸眼3DディスプレイをCEDECで既にお披露目済みであり、年内にも国内での発売を開始する予定とのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | アップル

 関連ストーリー:
リアルタイムホログラム投影装置、実現へ一歩近づく 2010年11月05日
ハリウッド、3D 一辺倒から脱するか? 2010年11月04日
富士フイルムの 3D カメラ第 2 弾は HD 動画に対応 2010年08月19日
世界初 ? IMAX 3D ポルノ映画、香港で製作中 2010年08月18日
3D 映画で頭が痛くなるのは 3D 眼鏡のせいではない 2010年08月05日

 

関連記事

最新記事