トヨタ、小型車「ラクティス」をフルモデルチェンジして発売-エコカー補助金制度の終了後のテコ入れを狙う

2010年11月23日 03:26

 トヨタ自動車は22日、フルモデルチェンジした小型車「ラクティス」を発売した。2010年2月の小型車「パッソ」以来、約9か月ぶりの全面改良車の投入で、9月のエコカー補助金制度の終了によって落ち込んだ国内販売のテコ入れを狙う。

 新型ラクティスは、初代ラクティスの全長4m未満のコンパクトなボディを維持しながら、室内幅を4センチ広げ、ゆとりある室内空間を確保した。荷室も高さを最大1.2メートル広げ、スーツケース3個が入るようにした。

 排気量は1300ccと1500ccの2タイプで、いずれも5人乗り。燃費は2輪モデルでガソリン11リットル当たり20キロ。全モデルがエコカー減税対象車で、価格は税込み144万5,000円から195万、000円。

関連記事

最新記事