第25次長期滞在クルー、船外活動を実施

2010年11月16日 10:45

 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している、第25次長期滞在クルーのフョードル・ユールチキン宇宙飛行士とオレグ・スクリポチカ宇宙飛行士は11月15日、予定されていた船外活動を実施した。

 船外活動はアメリカ東部標準時間11月15日9時55分(日本時間23時55分)に始まり、両宇宙飛行士は約6時間27分間にわたって作業を行い、アメリカ東部標準時間11月15日16時22分(日本時間11月16日6時22分)に無事終了した。

 今回の船外活動では、ズヴェズダ・サービスモジュールへの多目的ワークステーションの設置作業や、「ラスビェット(Rassvet)」として知られるロシアの小型研究モジュール1(MRM1)のビデオカメラ交換作業などが行われた。

 なお、長期滞在クルーによる船外活動は8月以来、約3ヶ月ぶり。

 写真=NASA。

 ■NASA - International Space Station
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html

 【関連記事】
古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在時の実験アイデアを募集
国際宇宙ステーションの冷却装置が復旧、実験再開も
ISSの冷却材系統修理で3回目の船外活動、新しいポンプを取付け
ISSの冷却材系統修理で2回目の船外活動、故障のポンプを外す
ISSの冷却材系統修理で1回目の船外活動、ポンプ交換できず

関連記事

最新記事