中国、気象衛星「風雲3号」を打ち上げ

2010年11月10日 11:15

 中国国家航天局(CNSA)は北京時間11月5日2時37分(日本時間3時37分)、気象衛星「風雲3号(Fengyun-3B)」を載せた「長征4号丙(Long March 4C)」ロケットを、山西省の太原衛星発射センターから打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げの約19分後に衛星を所定の太陽同期軌道に投入し、打ち上げが成功した。「風雲3号」の打ち上げは2008年5月以来、2基目。

 「風雲3号」は上海航天技術研究院が開発した新型の気象衛星で、可視光と赤外線などの観測装置を搭載し、気象、海洋、水文などの観測データを取得できるほか、広い範囲での自然災害、環境変化なども監視できる。

 なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって134回目の打ち上げだった。

 ■我国在太原成功発射第二顆“風雲三号”気象衛星
http://www.cnsa.gov.cn/n1081/n7529/n7935/276354.html

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