Google の圧力に屈して警告を出す TV Tropes

2010年11月9日 13:30

  eggy 曰く、

  TV Tropes は、テレビシリーズ、映画、小説、アニメなどをテーマに作られた人気の wiki であるが、「不健全な内容の可能性がある」ページを表示する前に、警告を出すことになった。背景には、広告掲載を取り下げることをテコに Google に圧力をかけられたとのこと (本家 /. 記事) 。

 本家記事では、必要以上に警告しているのではないかと指摘している。例えば「ママは二人」といったタイトルのページに跳ぶ前に、「パニックの危険性」をうたった警告のページが表示され、「あなたがこれからご覧になろうとしている wiki セクションはご家続と一緒にみるにはふさわしくない内容かもしれません。大人向けのトピックスとディスカッションがこのセクションには含まれます。それでも続けますか ?」と尋ねられる。実際「ママは二人」では、性的及び暴力的描写はなく、害のない内容となっており、警告ページを表示してまで神経を尖らせるものではないため、こういった警告はただ自己満足のために行われているのではないかと批判している。

 また本家コメントでは、「悪に見られないように悪を行う」「Google がビジネスを牛耳ろうとしている」「Google は広告マネーを振りかざし力で、不健全な内容からかけ離れたサイトにまで変更を加えさせようとしている」など Google に批判的な内容のものが多い。

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