千葉の小学4年生、アリジゴクは排泄しないという通説を覆す?
2010年11月8日 21:45
あるAnonymous Coward 曰く、
朝日新聞の記事になっているが、千葉県の小学4年生が、夏休みの自由研究にて、アリジゴクの尻から黄色の液体が出たことを確認し、それによって「アリジゴクは排泄しない」という通説が覆されるかもしれないということである。
アリジゴクの幼虫期は肛門がほぼ閉じており、成虫になる羽化時にため込んだ糞をまとめて出すということで、羽化時まで「排泄しない」と記されることも多いとのこと。この小学生は、写真を撮ろうと白い紙の上に一匹のアリジゴクを置いた際に、黄色い液体を出したのに気付き、さらに10匹のアリジゴクを白い紙の上に置いて調べたところ、数時間後に4匹の紙に黄色い染みができたとのことである。
Wikipediaでもさっそく編集合戦が始まっているが、どうもこの黄色の液体の正体はよく分かっていないようである。本当に尿であれば、大きな発見だろう。
スラッシュドットのコメントを読む | 教育 | サイエンス
関連ストーリー:
ハチドリの静止飛行の仕組み解明 2005年06月27日
88年ぶりに昆虫の新しい「目(もく)」を確認 2002年04月20日