商社、素材軸で差別化図る
2010年10月20日 13:23
衣料繊維業界では、素材を切り口とした高付加価値化の動きが活発化している。機能素材使いやファッション要素を組み入れたもの、また、最近では環境負荷を低減した素材などが注目を集めている。高付加価値素材は国内のほか、海外でも高評価を受けており、今でこそ、輸出は円高による為替の影響から苦戦を強いられているが、商品によっては価値が認められ、着実な伸びを見せている素材もあるという。また、今は原料から製品までの総合力を意識した取り組みも進みつつある。