プロトンロケット、放送衛星「XM-5」を打ち上げ
2010年10月16日 18:00
インターナショナル・ローンチ・サービス社(ILS)はバイコヌール時間10月15日0時53分(日本時間3時53分)、シリウスXMラジオ社の放送衛星「XM-5」を載せたプロトンロケット(プロトン・ブリーズM)を、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9時間12分後、「XM-5」を所定の静止トランスファ軌道に投入し、打ち上げが成功した。
「私たちはシリウスXMラジオと10年以上の関係を持っています。ILS、クルニチェフ、シリウスXM、スペース・システムズ・ロラルのチームが一同になって、今回の打ち上げを成功させました。シリウスXMがILSを選んでくれたことに感謝しています。」
今回の打ち上げ成功を受け、ILS社のフランク・マッケナ社長はこのように述べた。
XM-5はスペース・システムズ・ロラル社が開発した「プラットフォーム1300」をベースに開発された放送衛星で、既に軌道に投入されているシリウスXMラジオ社の衛星と同様に、静止軌道からアメリカとカナダにデジタル・ラジオ放送などを提供する。
■ILS PROTON SUCCESSFULLY LAUNCHES XM-5 SATELLITE
http://www.ilslaunch.com/news-101510
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