ギアナ宇宙センターのソユーズの発射台、まもなく完成

2010年10月15日 10:00

 欧州宇宙機関(ESA)は10月6日、フランス領ギアナクールーにあるギアナ宇宙センターで建設が進められているソユーズロケットの発射台について、新しい設備の認定試験を行っており、完成に向けて、最終的な局面に入ったと発表した。

 この新しい発射台は、アリアン5ロケットの発射台から北に約10km、シンナマリー村の近くに位置している。元々2008年に完成し、最初のソユーズロケットを打ち上げる予定だったが、建設の遅れなどで、打ち上げは現在2011年内に延期されている。

 ギアナ宇宙センターからソユーズロケットの打ち上げについては、2007年6月にロシア連邦宇宙局、欧州宇宙機関(ESA)、打ち上げを担当するアリアンスペース社(Arianespace)が正式に契約を結び、ロシア側から最初の4機を購入することで合意している。既にソユーズロケット2機がギアナ宇宙センターに到着している。

 ■Soyuz launch facility nears completion
http://www.esa.int/SPECIALS/Launchers_Home/SEMTRRJOXDG_0.html

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