セーレン、海外に最新鋭機を積極投入

2010年10月13日 10:57

 セーレンはアジア地域への投資を強化する。「これからはまさにアジアの時代になる」(川田達男社長)とし、海外投資に際しては生産スピードが従来の5倍となる次世代型インクジェット機など最新鋭の設備を積極的に投入する。同社はテキスタイル向けインクジェット機の開発技術をコアに、電磁波シールド材や非繊維材へのプリントなど非衣料分野への進出も加速しており、「円高やFTA網の整備の遅れなどで日本での製造が競争力が落ちつつある。今後は海外生産にシフトする」(同)という。

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