トーマツ、IFRSアップデート講座開催 品川

2010年9月27日 17:20

 2010年6月に国際財務報告基準(IFRS)を適用した国内企業の有価証券報告書が初めて提出された。今後、日本の証券市場開示におけるIFRSの適用の流れはさらに加速していくことが予想される。

 そんな中、有限責任監査法人トーマツは22日、東京都品川区の東京コンファレンスセンター・品川にて国際財務報告基準(IFRS)アップデート講座を開催した。

 セミナープログラムのテーマは、2010年2月以降、7月までに公表されたIFRSの改訂と、国際会計基準審議会(IASB)が現在改訂作業を行っている各改訂プロジェクトの2つに大きく分けられた。講師を勤めたのは日本で最大級の監査法人の一つトーマツに所属する会計プロフェッショナルの4人。

 1人目の講師、同社シニアマネジャーの石井希典氏は2010年5月にIASBから公表された年次改善「IFRSsの改善」の内容や、「認識の中止」「公正価値測定」「金融負債の分類及び測定」「金融資産と金融負債の相殺」「その他の包括利益の項目の表示」「財務諸表の表示」「法人所得税」「概念フレームワーク-報告企業」といった主要改訂予定項目の進捗状況について解説した。

 現在、米国会計基準とのコンバージェンスの過程にあることもあり、会計基準の多くの分野で、IASBと米国財務会計基準審議会(FASB)との間の共同プロジェクトとして改訂についての議論が行われている。その中には、日本企業に対して重大な影響を与えると予想され、今後におけるIFRS導入の検討にあたって考慮に入れておくべき改訂内容も含まれている。

>>次ページはこちら 日本企業に重大な影響を与えるIFRS改訂項目とは?

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