新卒者の雇用対策促進へ 新制度スタート
2010年9月27日 11:00
厚生労働省は24日、経済危機対応・地域活性化予備費使用が閣議決定されたのを受け、同日、全都道府県労働局に「新卒応援ハローワーク」を設置するとともに、 ハローワーク、地方公共団体、労働界、産業界、学校等の関係者を構成員とした「新卒者就職応援本部」を設置した。
また「3年以内既卒者トライアル雇用奨励金」(有期雇用(原則3か月)で1人月10万円、さらに、正規雇用移行から3か月後に50万円を採用企業に支給する)支援や 「3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金」(正規雇用から6か月経過後に100万円を採用企業に支給する)制度を創設し、同日から全国のハローワークで取扱いを開始した、と発表した。
厚生労働省によると、奨励金の対象となる求人は9月24日までのハローワークの見込みで約1万7000人にのぼっている、という。
(編集担当:福角忠夫)