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牧野フライスがストップ高買い気配、ニデックが突然の買収提案、買い殺到
■TOB価格は1株1万1000円、「『世界屈指の総合工作機械メーカ』を目指す」
牧野フライス製作所<6135>(東証プライム)は12月27日、買い気配のままストップ高の9250円(1500円高、19%高)に達し、急伸一段高となっている。午前8時過ぎ、ニデック(旧・日本電産)<6594>(東証プライム)が牧野フライスに対する「公開買付けの開始予定に関するお知らせ」を発表、公開買付(TOB)価格を1株1万1000円としたため、これに向けて買い殺到となっている。ニデック株も一時5%高まで上げて堅調に推移している。
ニデックの発表によると、公開買付者(ニデック)は、「本プレスリリースの公表に先立ち、対象者との間で本取引に関する協議の申入れ等は行っておりません」とし、牧野フライス側にとってもこのプレスリリース発表が初耳になった。「透明性あるプロセスを通じて、対象者の株主の皆様に一切の状況をお伝えする」ことなどが理由とし、「対象者の大手工作機械メーカとしての強みを理解し、本取引を通じて共に『世界屈指の総合工作機械メーカ』を目指す関係性が築かれると考えており、本取引を真摯に提案させていただきます」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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