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南アフリカランド円今週の予想(12月23日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
*17:11JST 南アフリカランド円今週の予想(12月23日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週の南アフリカランド円について、『南アフリカの格付け改善を背景に押し目買いが続きそうだ』と述べています。
続けて、『12月に発表された南アの経済指標は総じて良好な内容で、インフレ圧力が急速に和らぎつつあることから、南アフリカ中銀の追加利下げ期待もあって南アフリカ経済に復調期待が強まっている』とし、『経済的な結び付きの強い中国では、中国共産党指導部が2025年に金融緩和と財政支出の拡大を進める方針を発表しており、経済の回復期待が高まっている。また、日銀による追加利上げ観測が大幅に後退したことで、日本円と南アランドの金利差が意識され、ランド買い・円売りが進みやすいだろう』と考察しています。
次に、『格付け会社ムーディーズは3日、南アフリカの格付けを投機的等級の「Ba2」に据え置いた』と伝えています。
また、『格付け会社S&Pは15日、南アフリカの見通しを「安定的」から「ポジティブ」に変更した。外貨建て格付け「BB-/B」と現地通貨建て格付け「BB/B」を維持した』と伝えています。
一方で、『南アフリカの第3四半期国内総生産(GDP)は季節調整済みで前期比0.3%減と、予想外のマイナス成長となった。市場予想は0.5%増だった。農業生産が28.8%減と、大幅に落ち込んだ。穀物などの生産が減少した。トウモロコシと大豆が干ばつの影響を受けたという。アフリカ南部は今年、過去数十年で最悪の干ばつに見舞われており、地域全体の経済生産が打撃を受けている』と伝え、『しかし、農業部門の縮小を除けば、GDPは0.4%となり、これはコンセンサス予想に非常に近い数字となるという。ただ、第3四半期の成長率が低調だったにもかかわらず、南ア経済の見通しは依然として明るいと見られ、今回の数字は、全般的な見通しを変えるものではないようだ。鉱業、製造業、建設業の全てが直近の四半期に拡大した』と述べています。
南アフリカランド円の今週のレンジについては、『8.40円~8.70円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月24日付「南アフリカランド円今週の予想(12月23日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ《CS》
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