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米国株見通し:伸び悩みか、金利高なら買い縮小
記事提供元:フィスコ
*13:50JST 米国株見通し:伸び悩みか、金利高なら買い縮小
(13時30分現在)
S&P500先物 6,025.25(+23.50)
ナスダック100先物 21,690.00(+123.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は116ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
20日の主要3指数は強含み。序盤の堅調を維持しナスダックとS&Pは4日ぶり反発、ダウは49498ドル高と水準を切り上げ42840ドルで引けた。この日発表されたコアPCE価格指数は前年比で高止まりを示したものの、前月比で伸びが鈍化しインフレ再加速への警戒を和らげた。それを受け長期金利が低下に向かうと、ハイテクや消費、景気敏感など幅広い買いが相場を牽引。終盤に買いが一巡すると上げ幅を拡大する展開となった。
本日は伸び悩みか。前週末のインフレ指標は想定ほど上昇せず、連邦準備制度理事会(FRB)当局者の見解でハト派方針の継続を期待した買いが入りやすい。今晩の耐久財受注や消費者信頼感指数など経済指標が堅調なら、割安感による買い戻しも継続。ただ、長期金利は低下せず、ハイテクをはじめ主力株の上昇は限定的となりそうだ。年末年始休暇に向け材料が乏しくなれば積極的な売り買いは手控えられ、動意が薄くなるとみる。《TY》
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