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坂本花織が4連覇 全日本フィギュア
22日、大阪・東和薬品RACTABドームで、フィギュアスケートの全日本選手権女子フリーが行われ、坂本花織が5回目の優勝を果たした。2017年の宮原知子以来、史上9人目となる大会4連覇ともなった。
坂本は149.76点を叩き出しSP首位の78.92点と合わせ、今季世界最高となる合計233.12点で圧勝した。これで坂本は、2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックの出場枠をかける来年3月の世界選手権(アメリカ・ボストン)に出場、日本人初の4連覇が期待される。
坂本は序盤のダブルアクセル、トリプルルッツ、トリプルサルコーと続くジャンプをまとめる。後半からの連続トリプルジャンプはバランスを崩す場面もあったが、終盤のトリプルループまで全て安定感のあるジャンプを見せつける。
技術点では2位に終わったが、演技構成点では他を圧倒、スピンもステップもテンポ良くこなし表現力ある演技となった。ミュージカル「シカゴ」の楽曲に合わせ、全身を使って悪女を表現し切った。
2位は、ジュニアからの出場でSP2位の島田麻央が合計219.00点で、3位はSP4位の樋口新葉が、合計206.40点で入った。
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