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クリスマス目前にチョコ価格が高騰 物価高で冷え切った心を温めてくれる飲み物とは?
今年のクリスマス。物価や景気のことなど気にせずに、できれば明るく楽しく過ごしたい[写真拡大]
クリスマスにお正月。楽しいイベントが目白押しの年末年始のはずなのに、今年は何だか、素直に楽しめそうにないという人も多いのではないだろうか。
物価高で、食料品や生活必需品まで値上がりが激しく、財布の紐が固くなってしまうのは当然だ。しかし、クリスマス商戦の賑わいを期待していた飲食業界や店舗などからは悲痛な声が上がっている。とくに厳しいのが、洋菓子店だ。
総務省が発表した東京23区の11月の消費者物価指数によると、総合的に昨年同月比で2.2%上昇しており、最も上昇率が高いのは「米類」の62.8%だが、クリスマスケーキなどに欠かせない「チョコレート」も28.5%と高騰している。しかも、チョコだけでなく小麦なども値上がりしている上、持ち帰りには必須の「箱」の価格まで値上がりしているのだからたまらない。包装をいつもより簡素にしたり、比較的原価の安い材料を使って、見た目やボリュームを持たせる工夫をしたりして、なるべく据え置きの値段でクリスマスケーキを提供しようと努力をしている店舗も少なくないようだ。そういった事情もあり今年のクリスマスや年末年始は外食を控えて、自宅で家族や友人たちと過ごそうと考えている人が多いのではないだろうか。
そんな今年のクリスマス。物価や景気のことなど気にせずに、できれば明るく楽しく過ごしたい。そんな時、場を盛り上げてくれるひとつが美味しいお酒だ。クリスマスといえば、シャンパンが定番だが、今年のクリスマスは、少し珍しいものも飲んでみてはいかがだろう。
例えば、寒い冬にぴったりな「グリューワイン」がお勧めだ。日本ではまだ馴染みが薄いがグリューワインとは温めて飲むワイン、つまりホットワインのことだ。ドイツでは、この寒い季節に冷えた体を芯から温めてくれるワインが冬の風物詩として、クリスマスマーケットの屋台や一般の家庭で親しまれているという。
ワインにシナモンやクローヴなどのスパイスや砂糖を入れて温めて飲むのが定番だ。甘口なので、お酒が苦手な人でも飲みやすい。
最近は日本でも注目されており、各地で開催されているクリスマスマーケットなどでも楽しむことができる。例えば、来年4月まで「ジュエルミネーション2024」を開催している、よみうりランドの園内にある「グッド&ラッキーのもぐもぐステーション」や、横浜レンガ倉庫で開催されるクリスマスマーケット、関西では大阪梅田のスカイビル空中庭園や、大阪市役所周辺で25日まで開催されている「OSAKA光のルネサンス2024」の会場などで、グリューワインが提供されている。
また白鶴酒造は、本場ドイツから「グートロイトハウス・グリューワイン 赤・白」を輸入しており、同社のオンラインサイトなどで販売しているので、気になった人は取り寄せてみてはいかがだろうか。同商品にはスパイスや砂糖があらかじめ配合されているので、(別の容器に移して 50~55度に)温めるだけで手軽にドイツの本格的なグリューワインを味わえる。
夫婦で飲むもよし、恋人と温まるのもよし。甘くて温かいワインは、きっと心まで優しく温めてくれるに違いない。(編集担当:藤原伊織)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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