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ゼリア新薬が年初来の高値を更新、業績好調で中国市場への展開にも期待強い
■「アサコール」や「ディフィクリア」など海外で好調、「ヘパリーゼ群」も
ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は12月17日、次第高の相場となり、13時過ぎに2500円(33円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。11月6日に第2四半期決算を発表した後は一進一退だったが、12月初には決算発表前の値段を上回り、傾向的にジリ高を継続している。業績は好調で、第2四半期決算の発表前に業績見通しの増額修正を発表。11月末には、中国市場での展開に向けた香港企業との契約も発表し、期待が強まっている。
第2四半期決算(2024年4~9月:中間期、連結)は、海外で潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」や大腸感染症治療剤「ディフィクリア」などが好調に推移したことや、コンシューマーヘルスケア事業で主力製品である「ヘパリーゼ群」が拡大したことなどを受け、5月に開示した従来予想を売上高は3.5%上回り、営業利益は同15.2%、親会社株主に帰属する中間純利益は同40.9%上回った。
また、11月28日には、スイスのグループ会社Tillotts Pharmaと香港のPioneer Pharmaとの中華人民共和国におけるマーケティングおよび流通に関する契約締結のお知らせを発表し、中国市場の拡大に向けた期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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