マーチャント・バンカーズが販売用不動産を売却、12月13日発表予定の業績予想に織り込む

2024年12月9日 18:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■売却益52百万円程度(営業利益)を計上へ

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は12月9日、販売用不動産の売却を発表し、物件の売却による売上高並びに売却益52百万円程度(営業利益)を、2025年10月期第1四半期に計上するとした。また、これによる業績等に与える影響については、24年12月13日公表予定の2025年10月期の連結業績予想に織り込むとした。

 売却する物件は、札幌市中央区の共同住宅(鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根7階)で、決済・引渡日は24年12月下旬(予定)。

 当該不動産は、安定的に賃貸収入を確保するため、長期的に保有しながら、売却により十分な利益が見込める場合には売却することを目的に取得した。これまで、売却の見通しがなかったことから、連結貸借対照表上、有形固定資産としていたが、売却により十分な利益を確保できる見通しが立ったことから、24年11月に保有目的を変更し、有形固定資産から販売用不動産に振り替えることとした。当該不動産の売買取引は営業取引として会計処理する。

 同社は、安定的収益基盤の源泉として、長期的に収益用不動産を保有しているが、保有物件の入替も行い、引き続き、積極的に物件売却による利益も実現していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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