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NY為替:ユーロ圏11月PMI悪化でECBの大幅利下げ観測広がる
記事提供元:フィスコ
*07:40JST NY為替:ユーロ圏11月PMI悪化でECBの大幅利下げ観測広がる
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円20銭まで下落後、155円02銭まで上昇し、154円84銭で引けた。米長期金利の低下に伴いドル売りが優勢となったのち、米11月サービス業PMI速報値が予想外に上方修正されたためドル買いに転じた。11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に下方修正されたためドル買いが後退したものの、同指数の長期期待インフレ率が予想外に上昇したため底堅く推移した。
ユーロ・ドルは1.0435ドルから1.0392ドルまで下落し、1.0415ドルで引けた。ドイツの11月サービス業PMI速報値が予想外に2月来の活動縮小域に落ち込んだほか、ユーロ圏の11月サービス業PMI速報値も1月来で最低となるさえない結果を受けた欧州中央銀行(ECB)の大幅利下げを織り込むユーロ売りが続いた。ユーロ・円は、160円72銭から161円33銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2537ドルから1.2507ドルへ下落した。英国の10月小売売上高が6月来のマイナスに落ち込んだほか、11月製造業PMI速報値は予想外に2カ月連続で活動縮小となる低調な結果を嫌気したポンド売りに拍車がかかった。ドル・スイスは0.8903フランから0.8957フランまで上昇した。《MK》
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