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22日の中国本土市場概況:上海総合3.1%安と4日ぶり反落、元安で資金流出警戒
記事提供元:フィスコ
*17:07JST 22日の中国本土市場概況:上海総合3.1%安と4日ぶり反落、元安で資金流出警戒
22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比103.21ポイント(3.06%)安の3267.19ポイントと4日ぶりに反落した。
人民元安の進行が懸念される流れ。22日の外国為替市場では、対米ドルのオフショア人民元相場が7月下旬以来の元安水準で推移している。中国からの資金流出が警戒された。米国の対中圧力や、ウクライナとロシアの戦闘激化も不安材料として意識されている。週末を前に利益確定売りに押される動きも強まった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、医療器械株の下げが目立つ。広州維力医療器械(603309/SH)が5.3%安、山東新華医療器械(600587/SH)が4.8%安、北京万東医療科技(600055/SH)が4.5%安で引けた。
金融株も安い。太平洋証券(601099/SH)が5.5%、華泰証券(601688/SH)が5.1%、華夏銀行(600015/SH)が3.3%ずつ下落した。ほかバイオ製薬、ガラス、自動車製造、計測器も売られている。
半面、水道・ガス供給関連は買われた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.02ポイント(1.79%)安の274.82ポイント、深センB株指数が24.91ポイント(1.99%)安の1228.83ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)《CS》
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