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米国株見通し:下げ渋りか、インフレ再加速も金融政策に期待
記事提供元:フィスコ
*13:48JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ再加速も金融政策に期待
(11時30分現在)
S&P500先物 6,013.00(0.00)
ナスダック100先物 21,146.00(-43.50)
米株式先物市場でS&P500先物は変わらず、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は57ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
12日の主要3指数は反落。ナスダックとS&Pは下げ幅縮小も6日ぶりに下げ、ダウは382ドル高の4391ドルと3日ぶりにマイナスへ沈んだ。トランプ次期政権の発足に向け対中強硬派の政権入りが取りざたされ、米中関係の悪化をにらんだ売りが先行。長期金利は底堅く推移し、ハイテクへの調整も強まった。ただ、足元の堅調な経済指標で、全般的に売りづらい。この日発表されたホーム・デポの売上増で、消費の一部が買われた。
本日は下げ渋りか。今晩の消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%と、前回の+2.4%を上回る見通し。インフレ加速の場合はFRBが緩和的な政策を弱める可能性もあり、想定通りなら利益確定や持ち高調整の売りが出やすい展開となりそうだ。ただ、今週は小売売上高の発表も予定され、消費増大への期待感から過度な売りを抑制しそうだ。連邦準備制度理事会(FRB)当局者からハト派的な見解が示されていることも相場をサポートしよう。《TY》
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