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【株式市場】前場の日経平均は133円高、朝方の402円高から値を消すが終始堅調
◆日経平均は3万9515円36銭(133円95銭高)、TOPIXは2746.04ポイント(2.96ポイント高)、出来高概算(東証プライム)はSQ算出が加わり増加し12億8906万株
11月8日(金)前場の東京株式市場は、NY市場でS&P500とNASDAQが連日最高値を更新したことや、「103万円の壁」是正が年内分から対応される可能性が伝えられたことなどを受け、日経平均は402円高で始まり、伸びきれなかったものの終始堅調に推移した。半導体株は朝寄りを除いて安い銘柄が目立ったが、三菱重工<7011>(東証プライム)が再び上げ、日本郵船<9101>(東証プライム)も堅調など「トランプ銘柄」への買いが再燃。四半期決算が好調だったライオン<4912>(東証プライム)やオプテックスG<6914>(東証プライム)も上げ、自社株買いと株式分割も発表した味の素<2802>(東証プライム)は活況高となった。
栗田工<6370>(東証プライム)が四半期決算と通期予想の増額修正などで活況高となり、同じくメイコー<6787>(東証プライム)は連日好感されて2日連続ストップ高。同じくシダー<2435>(東証スタンダード)は急伸。大幅増益だったエコナックHD<3521>(東証プライム)も急伸。同じく日本情報クリエイト<4054>(東証グロース)はストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は増加し12億8906万株、売買代金は2兆7940億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は755銘柄、値下がり銘柄数は846銘柄。
東証33業種別指数は14業種が値上がりし、情報通信、サービス、精密機器、食料品、小売り、証券商品先物、倉庫運輸、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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