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日経平均は264円高でスタート、ダイキンや三菱UFJなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39745.23;+264.56TOPIX;2740.64;+24.72
[寄り付き概況]
7日の日経平均は264.56円高の39745.23円と3日続伸して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は大幅続伸。ダウ平均は1508.05ドル高の43729.93ドル、ナスダックは544.29ポイント高の18983.46で取引を終了した。大統領選挙通過で不透明感払拭に買われ、寄り付き後、大幅高。規制緩和などが企業の収益増につながるなど第2次トランプ政権のプロビジネス策への期待に買いが加速し、終日堅調に推移。景気にも楽観的な見解や連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待に相場は終盤にかけ上げ幅を拡大し、過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で円相場が1ドル=154円20銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で安心感となった。さらに、国内主要企業の4-9月期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が継続し、株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式相場上昇の要因となった米大統領選挙でのトランプ氏当選見込みはすでに昨日の東京市場でかなり織り込まれ、日経平均が昨日までの続伸で1400円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、日本時間の明日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、銀行業、保険業、証券商品先物、石油石炭製品、輸送用機器などが値上がり率上位、水産・農林業、医薬品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ダイキン<6367>、三菱UFJ<8306>、東京海上<8766>、第一生命HD<8750>、デンソー<6902>、みずほ<8411>、コマツ<6301>、リクルートHD<6098>、川崎重<7012>、任天堂<7974>、SOMPO<8630>、日立<6501>、キヤノン<7751>、トヨタ<7203>などが上昇。他方、ニトリHD<9843>、キーエンス<6861>、武田薬<4502>、IHI<7013>、サンリオ<8136>、住友林<1911>、TDK<6762>、伊藤忠<8001>などが下落している。《CS》
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