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アドバンテストは一段高で始まる、第2四半期の売上高51%増加し通期の業績予想を総額修正、自社株買いも好感
■「想定よりも急峻なペース」で半導体のテスト需要が拡大
アドバンテスト<6857>(東証プライム)は10月31日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の9310円(715円高)まで上げて上場来の高値を連日更新している。30日の15時に発表した第2四半期決算(2024年1~9月・累計、IFRS、連結)の売上高が前年同期比51.4%増加し、営業利益は2.8倍となるなど大幅に増加。3月通期予想の増額修正と自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買いが集中している。
今期・25年3月期の連結業績予想は、7月に開示した前回予想に比べて売上高を6.7%上回る6400億円の見込みに見直し、営業利益は同19.6%上回る1650億円の見込みに、当期純利益は同16.2%上回る1220億円の見込みに見直した。「AIの進展が半導体の高性能化と生産需要の拡大を促す中、半導体試験装置市場においても、関連する装置需要の顕著な増加を見込み」「高性能DRAMに向けた旺盛な試験装置需要に加え、SoC半導体用試験装置においても半導体の複雑性の増加がテスト需要を想定よりも急峻なペースで引き上げている」(発表資料より)。
自社株買いは、上限900万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.2%)、500億円で24年11月1日から25年2月26日まで行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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