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米国株見通し:伸び悩みか、金融政策にらみ思惑交錯
記事提供元:フィスコ
*13:38JST 米国株見通し:伸び悩みか、金融政策にらみ思惑交錯
(13時30分現在)
S&P500先物 5,874.25(+28.25)
ナスダック100先物 20,625.25(+126.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は160ドル高。米金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
25日の主要3指数はまちまち。高寄り後はナスダックが上げ幅縮小、S&Pは反落、ダウは259ドル安の42114ドルと5日続落で取引を終えた。この日発表された耐久財受注は想定ほど悪化せず、足元の強い経済指標でソフトランディング期待の買いが先行。ただ、長期金利の上昇を受け主力株が売られ、相場を圧迫した。トランプ前大統領の返り咲きを警戒した売りも続いた。さらに、中東情勢をにらみ警戒の売りが強まった。
本日は伸び悩みか。ダウの続落で割安感の生じた銘柄には値ごろ感から買戻しが入りやすい。半面、アルファベットやマイクロソフトなど主力ハイテクの決算発表を控え、IT関連への過度な買いは抑制されそうだ。また、連邦準備制度理事会(FRB)の11月の追加利上げは織り込まれつつあるものの、12月は見送りの観測もあり買いづらい。一方、イスラエルによるイランに対する報復攻撃で過度な懸念が和らげば、売りを抑制しよう。《TY》
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