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【株式市場】前場の日経平均は231円高、SQ算出が買い優勢で安心感、バフェット銘柄も高い
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万9612円82銭(231円93銭高)、TOPIXは2718.03ポイント(5.36ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億8847万株
10月11日(金)前場の東京株式市場は、朝寄りの売買で算出される先物9月物のSQ(特別清算値)が買い優勢となり3万9700円台に乗ったとされ、総じて買い安心感が強まる形になり、NY株の反落、為替の円高にもかかわらず三菱重<7011>(東証プライム)などが強く、日経平均は続伸となった。決算が好調だったファーストリテ<9983>(東証プライム)が一段と上げ、日経平均の上げ幅を173円牽引(前引け値)。また、米バフェット氏の投資会社が円建債で調達した資金は銀行・保険株や海運株に向かうとの見方が言われ三井住友FG<8316>(東証プライム)なども高い。日経平均は255円高で始まり、ほどなく34円高まで値を消したが持ち直し、午前11時にはは281円53銭高(3万9662円42銭)まで上げて前引けとなった。セブン&アイHD<3382>(東証プライム)は安い。
コシダカHD<2157>(東証プライム)が想定を上回る8月決算と今期予想など注目されて急伸しストップ高。竹内製<6432>(東証プライム)は業績予想の増額と自社株買いが好感されて急伸。フィル・カンパニー<3267>(東証スタンダード)も四半期決算が好感されストップ高。AeroEdge<7409>(東証グロース)は気配値のままストップ高となり海外の大手航空機関連メーカーからの長期納入契約を材料視。
東証プライム市場の出来高概算は7億8847万株、売買代金は1兆9616億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は798銘柄、値下がり銘柄数は769銘柄。
東証33業種別指数は17業種が値上がりし、保険、銀行、非鉄金属、海運、卸売り、機械、精密機器、小売り、証券商品先物、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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