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東証グロース市場250指数先物見通し:手詰まり状態か
記事提供元:フィスコ
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:手詰まり状態か
本日の東証グロース市場250指数先物は、手詰まり状態となりそうだ。前日10日の米国市場のダウ平均は57.88ドル安の42,454.12ドル、ナスダックは9.57pt安の18,282.05ptで取引を終了した。消費者物価指数(CPI)が予想を上回り連邦準備制度理事会(FRB)の速やかな利下げ期待の後退で、寄り付き後、下落。大型ハリケーンが影響し週次新規失業保険申請件数が大幅増加したことも景気見通し悪化につながり、さらなる売り圧力となり続落した。人工知能(AI)分野を先導する半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が相場全体の下支えとなり、終盤にかけ下げ幅を縮小した。弱含んだ米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、手詰まり状態となりそうだ。今月に入り、緩やかながらも上値・下値とも切り下げており、この動きは継続しそうだ。一方で、米株市場や日経平均株価との相関性が低下していることから、独自の値動きを示すかもしれない。本日新規上場のオルツ<260A>は想定時価総額約170億で市場の関心も高く、値動きが投資家心理に影響する可能性もある。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の629ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは620ptとする。《SK》
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