マルマエは再び出直る、業績好調への期待に加えNY株式市場での半導体株高など好感

2024年10月3日 15:06

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■石破新首相の「利上げ環境にない」との発言も買い材料に

 マルマエ<6264>(東証プライム)は10月3日、再び出直る相場となり、後場寄り後に3%高の1560円(59円高)まで上げた後も1550円前後で堅調に売買されている。半導体製造装置やFPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置に使われる真空パーツのリーディングカンパニーで、8月決算の見通しを9月中旬に増額修正し、業績は好調。3日は、業績への期待に加え、NY株式市場での半導体株高や、石破新首相が2日夕方に発した「今は利上げする環境にない」といった発言も好感されている。

 8月決算は10月11日に発表する予定。この見通しを9月12日に増額修正して発表し、売上高は3月に開示した予想を1.5%上回る見込みに、営業利益は同2.01倍の見込みに見直した。半導体分野で顧客内の在庫整理進展により消耗品の受注が拡大した上、FPD分野でも「G8 OLED」(第8世代の有機EL)向けの受注拡大があり、上振れることとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】石破茂総理誕生で沸く地方創生・防災関連株、多様な企業に投資機会(20234/10/01)
【株式市場特集】新NISAと東京メトロIPOの相乗効果、株式市場活性化の起爆剤となるか(2024/09/30)
【株式市場特集】総選挙風で地方創生関連株に追い風、ふるさと納税やインバウンド関連株に注目集まる(2024/09/24)
【株式市場特集】住宅関連株の業績上方修正が相次ぐ:積水ハウスやアールプランナーが主導(2024/09/17)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事