竹田麗央が制覇　日本女子オープンゴルフ

　茨城県・大利根カントリークラブで開催されていた日本女子オープンゴルフは29日、最終日を迎えた。竹田麗央が3週前の日本女子プロ選手権に続き、日本タイトル年間2冠を果たした。

　3日目を終え通算8アンダーの竹田と山下美夢有が首位でスタート。これに2打差スタートの岩井明愛を加えた3人による優勝争いとなった。山下のスコアが伸びない中、岩井が後半に追い上げを見せるも、竹田が安定したゴルフで振り切って優勝した。

　3日目を5アンダーで追い上げた竹田は、この日も3番8番でバーディ、9番をボギーとするも前半を単独首位で折り返す。後半は13番バーディ、ノーボギーと最後までしっかりしたゴルフを続けることで逃げ切りに成功した。

　3位でスタートした岩井明愛は、3番ボギーとするも8番10番11番14番とバーディ、終盤、竹田を1打差で追いかける。しかし18番のアプローチがグリーンをオーバー、ボギーとし、トータル8アンダーの2位でフィニッシュした。

　山下は前半を2バーディ、2ボギーで首位と1打差の2位で折り返す。後半も10番ボギー、14番バーディ、15番ボギーと出入りのあるゴルフが続きスコアを伸ばせず、トータル7アンダーの3位でフィニッシュした。