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トヨタとBMW、水素社会実現目指し提携を強化
左から、トヨタの中嶋裕樹取締役副社長 、佐藤恒治代表取締役社長、BMW のオリバー・ツィプセ 取締役会会長、フランク・ウェバー取締役開発部門担当(写真:トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]
トヨタ自動車は5日、BMWと協力関係を強化することで合意し、協業の基本合意書を締結したと発表した。カーボンニュートラルと水素社会の発展に向け、水素分野での提携を強める方針だ。
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トヨタとBMWは、2011年12月の提携開始以来、10年以上にわたり環境技術やスポーツカーの共同開発を進めてきた。両社はともに水素社会の実現を目指しており、今後は共同で、燃料電池技術の発展を目指す。
提携により、第3世代燃料電池システムを共同開発し、燃料電池システムを搭載する車両の増加を目指す。共同開発の第1弾として、BMW初となる量産型FCEVを、2028年に発売する予定だ。
また持続可能な水素供給網の確立も目指す。トヨタは水素の製造・供給事業者とも協力し、水素需要の本格的な創出を進める。水素供給網の構築により、水素関連インフラが整備されれば、利用時の低コスト化や安定供給などが見込まれる。
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