日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和

2024年8月30日 16:05

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記事提供元:フィスコ

*16:05JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は30日、前日比-1.38(低下率6.08%)の21.32と低下した。なお、高値は22.43、安値は20.78。昨日の米株式市場はダウ平均が反発する一方、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続落するなど指数によって高安まちまちとなり、東京市場の手掛かり材料になりにくい中、今日の日経225先物は取引開始後の売り買い一巡後は概ね底堅く推移。市場では、米国で今晩発表されるPCE価格指数などを見極めたいとする向きもあったが、今日は株価が堅調なこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移し、取引終了にかけて株価上昇に伴い低下幅を広げた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《SK》

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