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【株式市場】前場の日経平均は419円安、中東情勢と円高が足を引っ張るが個別物色は旺盛
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万7944円68銭(419円59銭安)、TOPIXは2654.33ポイント(30.39ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億5477万株
8月26日(月)前場の東京株式市場は、米FRB議長が9月の利下げを予告したとされたことなどを受けて円相場がドル安・円高に振れたため、円高が追い風になるニトリHD<9843>(東証プライム)や神戸物産<3038>(東証プライム)、ニッスイ<1332>(東証プライム)などの水産株や紙パ株などが値上がりした。一方、イスラム武装組織ヒズボラがイスラエルを攻撃と伝えられたため手控え姿勢もあり、株価指数は売り先行となった。日経平均は207円安で始まり、午前9時半過ぎに538円96銭安(3万7825円31銭)まで下押したが、前引けは419円安にとどまった。
不動テトラ<1813>(東証プライム)が再び大きく出直り、清水建<1803>(東証プライム)は続伸し、南海トラフ情報を契機に建設株への評価を強める動きがあるもよう。三井不<8801>(東証プライム)などの不動産株もしっかりで、米国の9月利下げが確実視され為替への影響などから日本は利上げを急ぐ必要が後退の見方。メタプラネット<3350>(東証スタンダード)は出直りを強めビットコイン相場の急回復など好感。三ッ星<5820>(東証スタンダード)は中国企業との提携が好感されストップ高で始値をつけたあと売買交錯。フルッタフルッタ<2586>(東証グロース)は信用取引規制を受けて調整してきたが半値押し水準で下げ止まっていることなど注目され買い再燃の様子で再び急伸。くふうカンパニー<4376>(東証グロース)は連結子会社の株式上場決定が好感され再び一段と出直り拡大。
東証プライム市場の出来高概算は6億5477万株、売買代金は1兆6876億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は688銘柄、値下がり銘柄数は916銘柄。
東証33業種別指数は10業種が値上がりし、パルプ紙、空運、水産農林、不動産、陸運、建設、石油石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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